スペイン語を始めるよ(その3)

さて、お勉強のほうは?
スペイン語を始めるよ」とブログで宣言してからちょうど1カ月。CDを聴いて、本を音読して、を繰り返してる。ほんとうにこのままでいいのか、わからないけど、せっかく勉強の流れができたのでこのまま続けている。別に期限があるわけでもないから、ゆっくりした流れにのっている感じかな。通勤時間はCDを聴いて、家では聴いた部分を本で確認しながら読んでみる。そして翌日にまた聴いて、また読んで、その翌日に聴いて、読んで・・・なんかミルフィーユみたいに重ねてやっている感じ。聴いている時間は1時間半~2時間、本を読むのは15~30分ぐらい。あまり深く意識して勉強してないから、思ったよりお気楽。このままでいいのかちょっと考えてしまうわ。
多くの方が、外国語の勉強法をブログで公開しているけど、あまり見ないようにしている。それは振り回されてしまうから。どの方法もたぶん正解だと思うけど、私にとって合う方法かどうかは、私自身でも今の段階じゃわからないと思っている。だから、どんな方法であれ勉強を続けていれば、そのうち自分のスタイルになってくると思っているの。それに、毎日、何時間もストイックかつ真面目にがんばっている方法にはついていけないと思う。やっぱり、じぶんに合ったスタイルで続けたい。だから、CDが何を言っているのかわかるようになるまで、ミルフィーユ法をユルユル続けている。

 

なぜなの?どうしてなの?
そうやって勉強を続けていると、いくつか気になるところがでてきたの。たとえばね、暦の月で、9月をスペイン語では”septiembre”、10月を”octubre”、11月を"novienmbre"、12月を”diciembre”っていうの。(英語になんとなく似ている。)これに対してスペイン語の序数(男性形)は、7番目を”séptimo”、8番目を”octavo”、9番目を”noveno”、10番目を”décimo”というんだよね。おかしくない?つづりから見るとなんか関係がありそうなんだけど、"septi"って付く言葉が暦では9番目で、序数では7番目を表しているのって不思議。似ているだけで関係なのかな?でも覚えづらいな~と思ったので、本の中をあちこち見たけど載ってなさそう。だからちょっとネットで調べてみたら、英語の9月”September”に対する説明だったけど、だいたいわかったわ。つまり、古代ローマでは、暦は今の3月から始まって12月まで(つまり10カ月間)だったんだって。だから”September”は7番目の月になる。そのあと、暦に今の1月と2月が加わって12カ月間になったけど、暦の名称はそのまま残った。なぜ3月から始まっていたかというと、暦はもともと農業で使われていたらしく、農閑期の1~2月は暦の必要がなかった、らしい。語源はラテン語の7を表す”septem”で、英語の7”seven”の元にもなっている、だって。OK!これで理由がわかったわ。

 

とにかく前にすすもう!
最初は、こまかいことは気にせずにって始めたけど、気が付いたら、いろんなことが気になって深みにはまったみたいになっちゃった。まぁ、大事なことだったら、またどこかで考える場面がでてくるだろうから、今は前に前に進んだほうがいいかなって思いなおす。といっても、やっていることはミルフィーユ法からなにも変わってないけどね。
そうそう、最近、単語が気になりだしたのよね。参考書の例文に日本語訳が付いているから、この単語はたぶんこの意味だってわかるけど、ほら、スペイン語って名詞や形容詞も男性形、女性形で語尾が変わるし、だからちゃんと品詞を含めて単語を知っておいたほうがいいような気がしてきたの。単語帳を買ったほうがいいかなぁ?本当は辞書を買ったほうがいいんだろうけど、ちょっと値段が高い。どうせ辞書を買うなら、ポケットタイプよりは語数がある程度あるタイプのほうがいいような気もするから、もうすこし考えてからにしようと思う。

 

そうはいっても悩んでしまう
勉強は続けているけど、なんかちょっと張り合いがないのよね。そう考えると目標がないことに気付いた。というか、目標がぼんやりしているように思う。山頂が霧に包まれていて、どこにあるのかはっきりしない。スペイン語で世界の人と話をしたい、というのではちょっと遠すぎるし、どのくらい話ができるれば満足するのか、はっきりしない。もう少し近い目標が必要なんじゃないかしら。実力が伸びているとわかるような、ものさしみたいなもの。
ん?そうそう本屋さんに行った時に、スペイン語検定の対策本があったわね。試験がきらいな私は、学生時代に散々やらされた試験勉強だけは、大人になったらやりたくないと思っていたから、そもそも眼中になかったの。いったい試験ってなんなのよ?もともと試験って、自分の理解度を測るためのものよね。そして試験結果をみて不足している個所を見つけて補っていくのが本来の姿よね。点数はあくまでも目安であって目的ではないはず。学生時代には点数だけで、ある意味人物評価されてきたけど、本来は違うんじゃないかと思うようになった。であれば、試験を利用してもいいんじゃないかしら。そうよ、検討の余地はあるわ。ちょっと抵抗はあるけどね。今回はここまで。Hasta luego.

20210429194006

press 👍 and ⭐によるPixabayからの画像