そうね、いま想うことはね… "随想"かな

いろいろあって
久しぶりの投稿です。あるイヤな出来事が起こると、なぜかそれに合わせたかのように別のイヤな出来事が起きてしまうことってないかしら。6月に入ってから、同時多発的にイヤな出来事があって、ブログが書けなかった。時間が無くて書けなかったのもあるけど、それよりも精神的に書く余裕がなかった。こういうイヤなことが起きると、人間のイヤな部分も見えてくる。しばらくは、この状態が続きそうなので、ブログを書くことも読むことも、ペースが落ちてくると思うけど、このブログの世界が好きだから、できるだけ続けるようにしたい。でも何を書こうかな。私の周りにイヤなことはいっぱいあるけど、それをブログには書きたくない。なので、過去に思いつくまま書いた下書きをいくつか集めてみた。まとまりが無いけど、でも今はこれが精一杯なの。

 

好きな季節
おこがましいけど枕草子風に季節で思い浮かべてみたりする。
春の想い出は、昔ね、新婚の頃に二人で牧場に行ったことがある。よく晴れたGWの昼間で、遠くに山が見えて、ものすごくのどかだった。この時間が永遠に続いてほしいと心の底から思ったわ。
初夏の高原で、新緑に囲まれて早朝に起きるのもいいと思った。朝露に濡れた草原をサンダルで歩いて、足が草に触れてくすぐったかったことがある。でも最近は旅行にも行ってないから、こんな体験はほとんどない。
私って田舎が好きなのよね。昔は祖母の家に行ったら、稲刈りの終わった田んぼから、秋の夕焼けに染まった空を眺めて、どこか遠くから稲わらの野焼きのにおいがしていた。今でも、このにおいを感じると、「あぁ田舎のにおいだ」と感じてしまう。でも今は野焼きって環境への影響のため禁止されているから、この体験も少なくなってきた。
冬だと、私はなぜか深夜が好き。あのガラスのように透き通って無機質な感じがして、しんとした静寂な空間は冬しか感じられない。

 

趣味の世界
昔、ある方から入社した時に会社人の世界は3つあると教わったわ。1つ目は家庭、2つ目は仕事の世界、3つ目は趣味の世界。この3つの世界をバランスよく保つことが会社生活を過ごすうえで大切だと。多くの人は就職したら1つ目と2つ目の世界を持っているけど、ぜひ3つ目の世界を持ってほしいとの言葉だった。私はこの言葉を今でも覚えている。当時はほとんどの言葉が仕事頑張れ系だったから、この言葉は本当に新鮮だった。今のワーク・ライフ・バランスといわれる考えを、その方は当時から持っていたんだと思う。
それで、せっかくだから新しく熱中できる趣味を作ろうと思ったけど、そこまで心を奪われるようなものは見つけられなかったわね。昔から続けていた読書とか映画を見たり音楽を聞いたりすることが結局今も残っている(読書はお休み中だけど、いい本を偶然見つけたので、そのうち再開しようかと思っている)。

 

気付いたこと
ある時、自分がちょっとだけ人と違うことに気付いた。私はもともと左利きなんだけど、ペンとお箸は右で使うように小さい頃に矯正されたの。だから今はペンで文字を書くときは右手でないと書けない。だけど消しゴムは左手で使うの。だからいつも右手にペン、左手に消しゴムを持って、授業中とかはいつも両手を使ってノートに書いていたの。最初はそれが普通だと思っていたんだけど、友達がペンと消しゴムを右手で持ち替えているのを見て、みんなこうして面倒なことしているんだ、と初めて気づいたの。
だけど逆に左利きで不便なこともある。駅の自動改札でタッチする場所は右側なのよね。もちろん右手でもタッチぐらいできるど、無意識に左手でカードを持っていたりする。ある時、切符を買って左手で改札機を通そうとして身体を少し右側に寄せた時に、私の左側の隙間をおじさんが通り抜けて改札を通ろうとしたことがあったの。あやうく私の切符でおじさんが改札を出て行ってしまうところだったわ。もちろん慌てて半分吸い込まれそうになっていた切符を引き抜いたから、おじさんはゲートに引っかかって、私を睨みながら戻ってきたけど。

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Alehandra13によるPixabayからの画像