やる気が出せないときは

やばいパターン
私の場合、やらなきゃいけないって思っているのに、やる気が出せずにズルズルいってしまう時がある。なんでやる気が出せないのか自分でもよくわからない。人間ってそんな生き物なのかな?他の動物でもそんなことがあるのかな?たとえば巣作りしなきゃいけないけど今日は気が乗らないからやめとこっ!!みたいな。でも動物の場合は生存にかかわってくるから、やっぱりやるのかな?とすると人間は、生存に関係ないけどやらなきゃいけないことが多いということなのかしら?そうね、家事をやらないからって、すぐには生存の危機にはならないわよね。でも長い目で見ると衛生面でやばくなるかも。
とにかく、やらなかった後のパターンは大体決まっているわね。あぁ~やらなきゃ、やらなきゃって思ってるうちに時間が経って、まぁ明日やるかな~と先延ばし。その日の夜に、なんでやらなかったんだろうと後悔して、明日こそは!って思うんだけど、翌日もそのまま無為に時間だけが過ぎて、明日でも間に合うかな~と思って、結局その日も何もせず夜にさらに落ち込むパターン。それを繰り返して、状況がひどくなって、戦意喪失、頭の中がホワイトアウト状態になって思考停止になるのよね。こうして書いていても、自分のことを「この人、大丈夫かしら?」と心配になってくる。

 

匍匐前進でいいのよ
最近はそのパターンから抜け出す方法にちょっとだけ気が付いたの。それは、一気にやろうとしないこと。すべてを一気に片付けようとすると、私の場合はその膨大な労力を想像して、すぐにギブアップする傾向にあるのよね。だから、やる目標をちょっとだけにするの。たとえば、外に干して取り込んだだけの洗濯物の山があるのなら、まずは1~2枚だけ畳むことを目標にして実行してみる。もう少しできそうなら、追加で1~2枚畳む。それで終わり。無理はしないの。それでも夜の自己反省会のときに、自分を責めることがなくなる。なぜなら、ほんのちょっとだけど確実に前に進んでいるから。ずいぶん気が楽になった感じがするのよね。名付けて匍匐(ほふく)前進(名付けるほどのことでもないけど)。アイロンがけも同じでまず1~2枚だけ。お掃除もリビングの、しかも掃除しやすいところだけワイパーをかけて終わり。ほら、すこしきれいになったじゃない。物陰とかキッチンとか洗面所とか・・・なんて考えちゃダメよ。

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Ellen26によるPixabayからの画像

 

無理は禁物ね
たとえば、仕事でメールを送らなきゃいけない時は、まず1~2行だけ書いてみる。「〇〇様 いつも大変お世話になっています」とかね。それ以上書けない時はそこでやめる。資料を作らなきゃいけない時は、表題や最初の方だけ書いてみる。その日はそれで終わり。肝心なのは、実行前に目標のハードルをものすご~く低くすること。そして実行後はちょっとだけしかやってないけど、何もやらないよりはマシなんだからいいじゃない、と自分に言い聞かせるの。翌日にまたすこしだけ前進するのよ。やり始めてみて、どんどん出来そうであれば、もちろん進めていけばいい。
でも、
仕事の場合はたいてい締め切りがあるから、時間的に余裕がないのにできなくなることもある。そんなときの私は「できない!」って周りに宣言してしまうわね。でもって周りの人は「またか、しょうがねぇな~」って感じだけど手伝ってもらう。そして宣言したときに大事なのは、できないことを気にしないことだと思うの。
でもその代わり、周りで大変そうな人がいたら、お返しに自分から手伝いを申し出るようにしている。だって、人って常に機械みたいに同じ動きができるわけではないし、気が落ち込んでできないことだってあるでしょ?そんなときに一人で孤独に頑張っているより、私が手伝ったところで大した戦力にはならないけど、誰かと一緒にやった方がいいかなぁ~と思ったりもするの。でも、実は迷惑だったりしてね。
今週のお題「やる気が出ない」