そうね、いま想うことはね… ”真実が見えないこと”かな

変なメールが多すぎる
ニュースでよく〇〇詐欺の被害が発生したと流れている。他人を騙して本当にひどいと思う。騙されてしまう人って、それだけ心が純粋だと思うの。騙される方も悪いという話も聞くけど、仮に落ち度があったとしてもそれが悪いとは思わない。そうだとすると純粋なことが悪いって話になる。それに、最近の詐欺は手が込んでいて、セキュリティに詳しい人じゃないと騙されてしまいそうだと思う。最近、私のところにも怪しいメールが多いのよね。でも、これって気を付けていてもタイミングが合ってしまったら、騙されてしまうかもって思うわ。
先日、アマゾン(を騙った何者か?)から私のスマホにSMSが来たの。SMSには「配達するのに情報が欲しいからURLにアクセスして」って内容だったんだけど、その時は何も注文していなかったし、知らない番号からでもあったからちょっと気持ち悪くてどうしようか悩んでいたの。そうしたら、同じ電話番号から今度は電話で着信があって、その時にたまたまスマホを触っていたんだけどワン切りだったのよね。それでおかしいと思って、ネットで調べたらどうも詐欺メールだったみたいなの。私の場合は、幸運にも怪しむことができたけど、もしその時にアマゾンで品物を注文中で、しかもそれを心待ちにしていたら…騙されないという自信は持てないわ。

 

いろいろと調べてみると
少し前は(絶対詐欺とは言い切れないけど)いかにも怪しいメールだった。「莫大な財産を相続したので贈与します」とか、「話し相手を報酬付きで探しています」とかね。
今はもっと巧みなのよね。さっきのSMSを調べたときに、アマゾンだけじゃなくて宅配便や銀行やカード会社を騙った似たようなSMSがあることを知ったわ。スミッシング詐欺(=SMSフィッシング)っていうみたい。「アカウントが停止された」とか、「異常ログインを検知した」とか、「不在通知」とかの理由で、詐欺URLへ誘導して金品や個人情報を盗もうとするものが多いみたい。
でも、中には本当にアマゾンからの電話だったりすることもあるようで、アマゾンの
ホームページには本物のメールや電話を見分ける方法も記載されているみたい。

20210515011347
 gagnonm1993によるPixabayからの画像

 

何を信じていいの?
これは詐欺とは異なるかもしれないけど、一昨年前ぐらいからかしら、世界でフェイクニュースという言葉をよく聞いたわ。あっちがフェイクだ!、こっちがフェイクだ!、どっちもフェイクだ!ってね。聞いている方は、だんだん何を信じていいのかわからなくなる。正しいニュースをフェイクだと言ってみたり、嘘もしくは間違った理解を誘発するようなニュースを流してみたり、何が本当のことなのかわからなくなる。本物を見分ける目を持ちなさいといわれても、専門家じゃないし私にわかるわけないじゃない。嘘をついた人が得をして、信じた人がバカをみる世の中にだけはなって欲しくないと心から願うわ。

 

できる限り身を守りたい
詐欺メールに騙されないための方法は、最初に書いたアマゾンのホームページのようにネットにいっぱい書いてあるから、見たことがない方は見たほうがいいと思うの。メールアドレスをチェックしろとか、我が社からはこういう連絡はしませんとか、いろいろと書いてある。どのホームページがいいのか迷う方は、公的なホームページを見るといいと思う。たとえば国や自治体、警察、騙られている企業自身のホームページ*1。最近は大学とかでも学生向けに注意喚起の情報が公開されていたりするから、学生さんだったら自分の母校に確認してみるのもいいと思う。
あっ、ただし自分のパソコンやスマホに、危ないホームページをチェックできるウイルス対策ソフトが入っていることが大前提よ。
ただ、送られてくるメールのアドレスをチェックしろと言われても、一見しただけでは本物と見分けがつかないような巧妙なものもあるみたい。そんなものを私が見分けられるわけないので、たとえばアマゾンからのメールが来て、その時に注文中だったとしても、とにかくそのメールに記載されているURLをクリックしたり電話番号に連絡を安易にしないことにした。注文した時と同じように、自分のパソコンやスマホに登録してあるブックマークからアマゾンにログインして確認することが一番安心だと思うから。それでも不明だったらお客様相談窓口に電話してもいいと思う。来たメールが本物だった時は、手間がかかった分だけ損した気になるとは思うけど、私は安心の方を選びたいわ。
でも、ここまでしないと真実が見えない世界って、本当に悲しいことだ思うの。

*1:あえてこのブログにはURLは記載してません。だって私が変なURLを教えてたら、かえって迷惑をかけてしまうもの。